マダライモリ編 | |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
マダライモリの繁殖方法 |
|
繁殖個体の見極め | |
マダライモリの繁殖可能な個体を見極めなければなりません。まずは11cm以上、可能であれば12cm以上をお勧めします。2年目でもサイズにより繁殖可能かもしれませんが、3年以上の個体をお勧めします。サイズが小さい、年数が低く、無理に繁殖させようとすると環境などに適応できずに死んでしまうことも多くあります。環境に適応できない場合はマダライモリが黒っぽくなったり、膨らんだり、痩せてきたりして死んでしまいます。この場合、治す方法はまだ当方では見つかっていません。![]() オスだと思われる個体を選別しました。 |
|
オスメスの性別区別 | |
マダライモリのオス(繁殖用、繁殖可能なのオス)![]() ![]() マダライモリのメス(繁殖用、繁殖可能なのメス) ![]() ![]() |
|
繁殖のための用具準備 | |
水草(産卵床) 底砂、砂利など(精包を置くため、交尾のため) 適切な飼育容器 水中の隠れ家 エサ(沈下性もの) |
|
繁殖のための環境作成 | |
マダライモリが産卵できるためには、陸上から水中に移らなければなりません。この時に「繁殖の見極め」で書いたように適していないマダライモリはこの時に変化できずに死んでしまうことがあるため、無理な繁殖は禁物です。水中にうまくは入れても、そのあと上陸がうまくできなく死んでしまうこともあります。酸素吸入の関係で死んでしまうこともありますが、皮膚の変化の関係でうまく適応できないのだと思います。(未確認) 飼育容器に底砂、砂利など(精包を置くため、交尾のため)を敷き、隠れ家を入れて、水深を20cmにします。エサは沈下性ものを数種類与えてください。 |
|
交尾、産卵、繁殖 | |
マダライモリはオスが大変少ないです。オスとメスの割合は、当方の経験上ではオス3:メス7ぐらいです。オスは生殖器が大きくなり、オス特有のクレセントがおおきくでるため、すぐにオスだと判断できます。クレセントが出ない個体、小さい個体は繁殖に適していないオスです。まだ成熟していないので、水中にいても繁殖には適しません。オスのクレセントは、水中に入ると徐々に長くなり、繁殖機関はずっと長いままで、繁殖時期が終わると徐々に今度は短くなります。オスは精包を底に交尾のために置きます。メスはこれを取り入れて産卵します。産卵期間は長いです。オスは1匹で複数のメスと交尾、産卵、繁殖が可能です。 クレセントが短くなると繁殖期間が終わりとなります。 ![]() 画像中央の部分がオスの生殖器 |
|
卵 | |
卵は別容器での管理をお勧めします。成熟した個体と飼育している、水がエサで悪化して酸欠になり、卵が死んでしまったり、ふ化したときに食べられたりもします。 卵の管理につきましてはマダライモリの飼育方法で確認をお勧めします。 |
|
交尾、産卵、繁殖後 | |
時期が来れば産卵し、時期が来れば産卵が終わるので陸上生活に戻してください。クレセントが短くなると繁殖期間が終わりとなります。 | |
当店営業時間
平日:9:00〜18:00
土日祝:不定休
※不定休でも基本的に1日1回以上はメールもチェックし、発送も基本的に年中行っております
※基本的にメールでのお問合せをお願いします